オトコの日常着 http://www.m-dailywear.com/
絹(シルク)
絹(シルク)は古来より繊維の中でもっとも美しいものとしてドレスやブラウス、ネクタイ、肌着などに使われ、日本では特に着物などの和装品に重宝されています。
絹(シルク)は蚕(かいこ)の幼虫が口から連続して吐出してつくった繭(まゆ)から採取されます。
家内で桑葉を与えて飼育する蚕の繭から取った家蚕絹(かさんきぬ)と、山野で野生植物の葉を食べて生育する野生的な繭から取った野蚕絹(やさんきぬ)の2種類の絹(シルク)あります。
家蚕の繭をほどいて取った糸を生糸といい、一粒の繭から600から1100メートルもの長さの細く長い糸が取れます。
生糸の繊維の断面は2本の「フィブロイン」と、ニカワ質の「セリシン」で構成されていて、セリシンは水やアルカリで溶けやすく、精錬する事で除去され、美しくしなやかなフィブロインが取れるこのような工程を練るといいます。
精錬によりセリシンを除去することで、絹(シルク)本来の光沢と風合いが得られるのです。
絹(シルク)の最大の特徴は、何といってもその光沢にあります。
絹(シルク)の光沢は繊維の断面の三角形からきており、繊維のあらゆる種類のなかで、もっとも上品な光沢をもっているといわれています。
また、肌触りも滑らかで風合いも良く、保温性、保湿性、発散性にも優れています。
逆にデメリットは、摩擦強度が弱く、また汗、雨にも弱く、鮮やかな色ほど色落ちしやすいです。
その他にも、シミになりやすい、酸やアルカリに弱い、害虫がつきやすいなどの弱点もあります。
絹(シルク)は光沢や肌触りの面では抜群の高感度を持っていますが、その反面、繊細さゆえに細心のケアが必要な素材といえます。
人気ブログランキング