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シャツの歴史
歴史的に見るとシャツの起源は、
古代ローマで着用されていたチュニックといわれています。
今とは異なり、下着として着用されており、
現在のシャツが裾が長く、ラウンドした形になっているのは、
股間を巻いていたことの名残です。
ヨーロッパ中世期には、男子の外衣の丈が短くなり、袖口がつめられると、
シャツも短くなり、袖口が細くなりました。
シャツの前立ての男女差が生まれ(男性用が左前、女性用が右前に)、
ボタンが使われだしたのもこのころで、
シャツを着られるのは上流階級のみとされていたそうです。
ルネッサンス期には、貴族階級の間でフリルやスリットなどで装飾されたものが流行し、
ハイネックともいえる襟に、ラフと言われるひだがついたものが登場しました。
19世紀初頭には大げさな装飾は次第に姿を消し、
シャツは簡素化への道を進み始めます。
一番大きな変化は、立ち襟から折り襟、
つまり現在のようなダブルカラーが生まれたことです。
そして20世紀に入り、多種多様のシャツの形が生まれることになります。
現在のシャツの形のほとんどが、その20世紀の産物です。