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超長綿(ちょうちょうめん)

コットン繊維の長さを表す繊維長(せんいちょう)が平均21ミリ未満を短繊維綿、 平均28ミリ未満を中繊維綿、平均28ミリ以上を長繊維綿と呼び、 平均が35ミリを超える稀少なコットンのことを超長綿と呼んでいます。
細くしなやかで非常に肌触りが良いのが特徴的で、世界的にも高価。
ここからはその超長綿の代表的なものを紹介。

・スビンゴールド(コットン)
インド古綿のスジャータと、あとで紹介する、 カリブ海原産のシーアイランドコットンヴィンセント種のハイブリッド(混合)という、 特別な存在の綿花がスビンゴールド。
インド南端のターミナルナドウ州でだけ栽培され、細く長く強い、世界最高水準の品質を誇り、 最高級の超長綿として注目を集めています。
その肌触りの良さから、高級アンダーウェアなどにも用いられています。

・ギザ45(コットン)
エジプトのナイル河流域で栽培される綿花の最高品種で、 オーガニック(3年間農薬や化学肥料を使わないで栽培された農地で、 農薬や化学肥料を使わないで生産されていること)で育まれたのちに手摘みされ、 スイスに運ばれ糸に仕上げられます。
その繊維は極めて細く、シルクのような滑らかさと光沢感を持っているのが特徴。
厳格な生産管理下に置かれていて、 その生産量は世界の綿花生産量の1%にも満たないと言われています。
あとで紹介するシーアイランドコットンと並ぶ高級超長綿として知られています。

・スーピマコットン
アメリカのアリゾナ州、カリフォルニア州、ニューメキシコ州、 テキサス州の4州で栽培される超長綿。
南西部特有の日照時間の長さと乾燥した空気によって、 生産量は少ないが、安定的な品質と供給を可能としています。
しなやかで柔らかな肌触りはカットソー素材として人気があります。

・シーアイランドコットン
超長綿の中でも40mmを越える繊維長を誇るシーアイランドコットンは、 またの名を海島綿といい、カリブ海の限られた地域でしか栽培されない、 コットン界の王様的存在。
このシーアイランドコットンは、西印度諸島海島綿協会の厳重な管理下に置かれ、 基本的には協会メンバーにしか流通されないため、希少性の非常に高い綿です。
滑らかな肌触りとシルクのような光沢感が特徴的で、 ジョンスメドレーのニットで世界的に知られています。

・ジンバブエコットン
高級デニムブランドが使用したことで広く知られるようになったジンバブエコットン。
アフリカ南東部の内陸国であるジンバブエ共和国において、 標高1500メートル以上の高地で有機栽培される超長綿のことをいい、 オーガニックコットンの代表的素材として有名。
乾いた肌触りとコシの強さが特徴的で、染めやすく色落ちもしやすいため、 高級デニム素材として人気があります。

・トルファンコットン
アメリカのスーピマコットンと並ぶ超長綿。
中国の新疆(しんきょう)地区、ウイグル州で栽培され、過酷な自然環境、 山肌の雪解け水と乾燥した気候によって育まれた綿花が手摘みされています。
繊細で繊維長の長さが特徴です。

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